ダンスの発表会も、無事2日目を終えました。
前日よりはうまく踊れたかな? 頭の上のグラスも無事、落とさずに踊れたし!!イエイ! この日の朝、目が覚めて、壁にかけてあった衣装を見た時、「あー今日もこの衣装を着て踊れるんだ!嬉しい!!」と思いました。 そして、踊っている時も、もちろん緊張はしたけど、とても楽しかったです。 今日は、ブログで紹介するべく、それぞれの衣装をカメラに収めようと思ったのですが、時間がなくて無理でした。 それで、思いっきり私の写ったスナップ写真ですが・・少しご覧下さい。 中央がタマウリパス州の衣装で、周りの男の子たちはバハ・カリフォルニア州の衣装を着ています。 タマウリパス州の衣装は茶色の別珍(ベルベット)で、白い革のような素材で模様をつけてあります。 髪は、白いリボンを織り込んだ三つ編み(毛糸で作ったにせもの)で頭に白い花飾りをつけています。 手に持っているのは、乗馬のムチを模したもの。 バハ・カリフォルニア州の衣装は、チェックのシャツにGパン、革のベストと革靴です。 ここもアメリカと国境をまたぐ州で、アメリカの影響が見られます。 バハ・カリフォルニアのダンスは、馬が砂を蹴るような動作を真似ていて、威勢の良い踊りでした。 こちらは、ナヤリ州の衣装。 右手にわらでできたうちわを持っていて、これを仰ぎながら踊ります。 スカートは頭の上まで広がる大きなもので、持つとけっこう重いです。 ナヤリ州の先住民族というと、ウイチョールやコーラがありますが、この衣装はそのどちらでもなく『コロニアル』、つまりスペイン征服以降の文化だそうです。 髪は、ブラウスの色と同じリボンを編みこんだ三つ編みを輪にしたものを、両側につけています。 これも毛糸で作った付け毛です。 ナヤリの衣装は、赤・水色・青・黄色・緑と色とりどりで、ステージの上はまるで花が咲いたようでした。 すべてのショーが終わると、今日はDIFOCUR(ディフォクル、アートの学校)の校長やダンスの先生のあいさつ、花束の贈呈がありました。 そして突然、「日本の公演で知り合ったのをきっかけに(ディフォクルの民族舞踊団は和歌山県で公演を行ったことがあり、偶然に私は彼らと知り合うことができた)、ダンスを習いに来てくれた日本人がいます」と名前を呼ばれ、みんなの前で花束を渡されました。 私はすごくびっくりして、「シナロアはどうですか」と聞かれたのも全く分からず、マイクに向かって「muchas gracias(ムーチャス・グラシアス、本当にありがとう)」としか言えませんでした。 (とりあえずその答えは観客にウケたので、よしとしよう^^;) 帰り際、何人かにさよならを言って、クリアカンに来る時は必ずクラスをのぞきに来るよ、と約束しました。 レッスンについていけなくて、もう辞めようと何度も思ったダンスだけど、今は、来年もステージに立ちたい気持ちです。 楽しかったなあ、ダンス。
by mangorico2
| 2006-07-10 15:50
| クリアカン
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