2006年 04月 18日 ( 2 )

春の旅・4日目 クリールへ!編

セロカウイ村→バウイチボ駅→creel(クリール)
渓谷ツアーを午前中で終えて、セロカウイ村から乗り合いバスに乗って、バウイチボ駅にやってきました。
バスの中で一緒になった家族は、ウリケ村からやってきたそうで、山のくねくね道のせいで乗り物酔い・・。
奥さんと娘さんがぐったりしていたので、乗り物酔いの薬をあげました。
二等列車が着くのが2時半頃、とは聞いていますが、時刻表があるわけでもなく、ひたすら待合室でボーっと待ちます。
乗り合いバスで一緒になった家族と、おしゃべりをしながら待ちました。
実は、彼らは前日このバウイチボ駅にやってきて、クリール行きの列車に乗ろうとしたそうです。
ところが列車は満員で乗せてもらえず、ウリケ村まで戻ったそうなのです。
そ、そんなことがあるなんて!
確かに今は旅行シーズンですが・・乗れなかったらどうしよう!
そうこうしているうちに、列車がやって来ました。
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あ!乗れた!
良かった~~~~!
と思ったのもつかの間。
あいにく席は満席で、食堂車に詰め込まれてしまいました。
食堂車には簡易テーブルがいくつかあるのみ。
しかたなく、食堂車の床に座り込んで、目的地を目指します。
仲良くなった家族は、パンと、ハムと、ハラペーニョ(青唐辛子)と、マヨネーズの瓶を取り出して、床に座ったままサンドイッチを作って食べ始めました。
私にもどう?と勧めてくれました。
その横ではおじさん3人が、ツナ缶とマヨネーズでツナサラダを作り、トスターダス(トルティージャを揚げたもの)に乗せて食べています。
お弁当を持って列車に乗る、というのはよくありますが、お弁当の材料を持って行ってお弁当を作る、のは珍しいのでは?
そうこうしているうちに、列車はdivisadero(ディビサデロ)駅に到着。
ここで、15分間停車します。
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今までの途中駅は待合室のみだったのですが、ここディビサデロ駅は『駅らしい駅』というか、食べ物を売る店や民芸品を売る店がたくさん並んでいて活気溢れていました。
また、銅渓谷と言われる、山々が連なる光景が見られる展望台がありました。
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ここを過ぎれば、目的地クリールまであと2時間ほどです。
食堂車の床も、慣れてくれば快適。
ちょっとウトウトしていると、いつの間にかクリールに着いていました。
夕方の6時くらいのことです。

クリールは観光地としても有名で、たくさんのホテルや民芸品屋さんが並んでいました。
そして、たくさんの旅行者でにぎわっていました。
一軒のCDショップから、素敵な民族音楽が聞こえてきたので、中に入って「綺麗な曲ですね、どこの音楽ですか?」と聞いてみました。
メキシコのどこかなあ?聞いたことないなあ・・と思っていると、
「アンデス音楽(ペルー)よ。」
との答えが!
店のおばさんが「3枚で100ペソ。お得よ。」と言うのと、
「綺麗な曲ですね。」と言ってしまったので、ついつい買ってしまいました。
メキシコ旅行でアンデス音楽を買うなんて・・しかも3枚も・・。
そんなこんなで、クリールの夜はふけていきました。
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↑私が買った、タラウマラの民芸品。
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by mangorico2 | 2006-04-18 22:41 | メキシコの旅

春の旅・4日目 渓谷ツアー編

セロカウイ村から、渓谷を見渡せる展望台まで行くツアーが出ています。
ガイドのRaul(ラウル)さんと、朝の8時から出発!
前日、泊まっているホテルのおじさんが私に、
「渓谷を案内するよ。朝食付で700ペソ、どう?」
と言いました。
「高っ!!」と思ったので、アメリカ人観光客でいっぱいのホテルでもツアーをやっていないかと思い、聞きにいきました。
すると、こちらは15人くらいのグループになりますが、ひとり300ペソとのこと。
それに申し込もうかなあと思っていると、『ガイドします』という看板を見つけたのでそこでも聞いてみました。
すると、「プライベートガイドなら、400ペソだよ」と言われました。
それで、400ペソで個人ガイドしてくれるならそのほうがいいなあと思い、彼、ラウルさんにお願いしたのです。
車は土ぼこりをあげながら、山道を登っていきます。
20~30分ほど走ると、私が滞在しているセロカウイ村を見渡せるところにきました。
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さらにどんどん登ります。
この辺りには松やオーク(こなら)の木が多く、松は27種類、オークは17種類あるそうです。
ラウルさんは、pino apache(ピノ・アパッチェ、アパッチ松)という松を教えてくれました。
大きくて、30cmほどの長さの葉をつける松です。
チワワ州には、タラウマラという先住民の人たちが住んでいるのですが、彼らはこの葉を使ってかごを編んだり、木彫りの人形を作ったりするそうです。
そんな話をしていると、タラウマラの家族が住む一軒の家を見つけました。
道の途中に一軒だけ、ぽつんと建っていました。
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その目と鼻の先のところに、ラウルさんは車を止めました。
崖のくぼみに、小屋のようなものが。
何だろう?と思っていると、さっきの家から男の子が2人走ってきて、小屋の扉をあけました。
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6畳ほどの広さの小屋の中には、手作りのかごや木彫りの人形が。
おみやげ屋さんのようです。
あの松の葉で編んだかごが、小さいものから大きいものまでたくさんあって、とてもかわいい。
小さいものを2つ買いました。
ここは、もともと住居だったそうです。
天井が黒くなっているのは、火を炊いた時のすすがついているからだそう。
中の写真も撮ったのですが、暗かったためうまく写りませんでした。
残念。

車は、さらにさらに登っていきます。
こんな、水の湧き出るところがありました。
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乾季でも決して枯れることのない水。
水を含んだコケと、滴り落ちる滴を見て、土ぼこりばかりで乾いていた気持ちも潤いました。
水があるって、いいなあと思ったのです。

そこから15分ほど走ったところに、展望台がありました。
見下ろすと、真下にUrique(ウリケ)という町が見えます。
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ウリケ川が流れています。
このウリケ川は、先日私が訪れたエル・フエルテのエル・フエルテ川に続いているそうです。
エル・フエルテ川は、農業の盛んなロス・モチスを潤す重要な川です。
ラウルさんは、「ウリケで雨が降れば、シナロアで水が飲めるんだよ。」と言っていました。
ウリケの日照りや、水質の変化は、シナロアの人にとっては他人事ではないのです。
そんなふうに、自然はつながってるんだなあ、と知ることが大事ですね。

ここの展望台でもタラウマラのおばさんがかごを売っていて、かわいかったのでまた、いくつか買いました。
それから、再びセロカウイ村に向かって戻りました。
また列車に乗って、Creel(クリール)という町を目指します。
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by mangorico2 | 2006-04-18 07:52 | メキシコの旅